理系学生（高専）向けのキャリア支援イベント「しごとーく@松江高専編」が開催されました！
2024年12月11日
2024年12月10日、松江高専で「しごとーく」が開催されました。
「しごとーく」は、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会が企画したイベントで、複数の企業が協力し、次世代の若者にエンジニアの魅力を伝えることを目的としています。
今回、松江高専が主催となり、川崎重工業株式会社、京セラ株式会社、株式会社日立ハイテク、大日本印刷株式会社の4社から登壇者を迎えました。現場で活躍する若手社員と直接対話を交わすことで、学生たちは自らの「仕事観」や「就労観」と向き合わせる貴重な機会を得ることができました。これまで大学生や高専生を対象に開催されてきた「しごとーく」ですが、今回は松江高専で初めて開催され、前回に続き約200名規模で実施されました。
企業の現場で活躍するエンジニア4名による熱い「生き様プレゼン」
今回登壇したのは、4名の若手社員。彼らは「生き様プレゼンで、エンジニアという仕事の魅力を熱く語り、学生たちにそのやりがいや仕事の選び方について伝えました。事前に行われたプレゼンテーション研修を経て、彼らは高専生が理解しやすい内容を意識し、準備に力を注いでいました。
「同じキャリアを歩む先輩」として、登壇者たちは、仕事内容ややりがい、仕事を選んだ背景、将来のビジョンを語り、学生たちの不安を解消し、心を動かしました。
このイベントは、従来の人事主導のキャリア支援イベントとは一線を画し、学生が仕事の魅力やキャリアに対するビジョンをより具体的に思い描けるように工夫されています。登壇者は話術に長け、時に笑いを交えながら学生たちの心を引きつけ、真剣な話になると学生も真剣に耳を傾けていました。
「生き様プレゼン」を経て学生が抱いた疑問や質問をパネルディスカッションで解決！
「生き様プレゼン」の後、学生たちは普段なかなか聞けないような先輩社員の話に触れ、質問を投げかけたり、進路に関する悩みを相談したりしていました。歳が近い先輩から直接話を聞くことができる貴重な機会として、積極的に発言している姿が印象的でした。理系の学生たちは、先輩たちの経験と自分の現状を重ねながら、進路や将来についてじっくり考える貴重な時間になりました。
最後に
松江高専で初開催となった「しごとーく」ですが、前回に引き続き、過去最大規模の成功を収めました。学生たちが真剣に先輩社員と話し合い、キャリアについての視野を広げる姿は非常に印象的でした。今後も、さらに多くの高専生や理系学生に「しごとーく」を届け、彼らが自分の未来に向けて確かな一歩を踏み出せるような場を提供していきたいと考えています。
