理系学生(高専)向けのキャリア支援イベント「しごとーくin大阪公立大」が開催されました!
2024年10月02日
2024年10月2日に、大阪公立大学(通称 公大)にて「しごとーく」が開催されました。
「しごとーく」は、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会が企画するイベントで、
複数の企業が手を取り合い、次世代を担う若者たちにエンジニアの魅力を伝えることを目的としています。
今回は大阪公立大学が主催となり、株式会社日立インダストリアルプロダクツ、川崎重工業株式会社、パナソニック コネクト株式会社の3社からご登壇いただきました。
イベントでは、各社の若手社員が自らのキャリアや印象的なエピソードをまとめた「生き様プレゼン」と、「座談会」の2つの構成となっています。
社会の第一線で活躍するロールモデルになり得る人材の若手社員の方との対話により、学生たちは自身の「就労観」や「仕事観」を見つめ直す貴重な機会となりました。
これまで大学生、高専生向けに開催されてきた「しごとーく」ですが、
今回は大阪公立大学の市田先生のご協力の元、公大での初開催が実現しました。
企業の現場で活躍するエンジニア3名による熱い「生き様プレゼン」
今回は3名のエンジニアに登壇いただき、仕事の魅力について語る「生き様プレゼン」を実施しました。登壇者は、事前にプレゼンテーション研修を受け、高専生にわかりやすい内容を目指し、熱心に準備に取り組んでいただきました。
各登壇者は「やりがいとの出会い」や「仕事との向き合い方」を自らの経験に基づいて紹介し、大学院や就職といった選択肢に直面して迷っている学生たちの不安に向き合いました。
「やりたいことは必ずしも決まっている必要はない」「今後取り組む中で『好き』が見つかる」と熱く伝えたメッセージに背中を押された学生も多く、学生側からは「今の自分にも意味があると安心した」自分自身の価値観と向き合うことが大事なのだと思った」という感想が多くみられました。
「生き様プレゼン」を経て学生が抱いた疑問や質問を座談会で解決!
「生き様プレゼン」を聴講した学生は各社員さんに向けての質問、また学生自身が悩みを
相談したりしていました。学生たちの抱えるありのままの不安にまっすぐ向き合ってくれる若手社員さんの姿勢に、学生も対話を楽しんでいるようでした。
普段、先生や親世代から仕事の話を聞く機会はあっても、歳が近い先輩から直接話を聞く貴重な機会に、「自分のやってきたことを振り返りながらやりがいを見つけるんだと勇気がもらえた」「やりたいことがいっぱいある自分を救う言葉をもらえた」といった声もあがりました。
理系学生にとって先輩の経験と自分の現状を重ね合わせ、進路や将来を考える貴重な時間となりました。
最後に
今回大阪公立大学で初の開催となった「しごとーく」ですが、真剣なまなざしで話を聞く学生の姿は「しごとーく」が持つ可能性を、改めて感じさせてくれました。
今後はさらに多くの高専生や理系学生に「しごとーく」を届けていきたいと思います。