一般社団法人 エッジソン・マネジメント協会

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3大学10企業連合 合同キャリア支援PJT「SHINE」実施

2024年08月04日

SHINEとは、「学生の夏休みを有意義に活用する」「就職活動学年の前に自分の将来を考える機会を提供する」ことをゴールに、首都圏にある3つの大学(早稲田・立教・明治)に通う大学1・2年生と、10社の企業が連合して、学生自身にとっての「働くとは何か?」を見つける5日間のプロジェクトです。

初日にキックオフを行った後、2-4日目には、参加者をいくつかのグループに分け、連合企業各社に訪問をしました。この訪問の中で得た情報や学びを集約し、改めて自分たちにとって、働くことや、仕事に対する認識をゼロから考える時間を設けました。

最終日には、エッジソンマネジメント協会の理事 (数社)をはじめとして、支援企業の管理職以上の方に向け、
学生自身が考える「働くとは何か?」をテーマに、プレゼンテーション形式で発表を行いました。

DAY2-DAY4:訪問の様子

DAY2~4では、参加学生たちが各企業を訪問し、事業内容や協力社員の仕事について話を伺いました。企業への理解が深まった後には、グループワークも実施されました。このグループワークは各企業がテーマを設定し、「学生に働くことを少しでも実感してほしい」という想いが込められたものです。例)『大阪・関西万博を通じて、電気事業連合会、電力館、電力10社が社会にもたらす「レガシー(遺産)」として、何ができるかを考えてください』

学生は協力社員から仕事について話を伺い、「仕事での責任に関して、不安があったが、信頼ややりがいに繋がると知った」「異動に対して、モチベーションが下がるものと考えていたが、新しいことにチャレンジできる機会と知って、前向きになった」など、仕事に関する考え方がネガティブからポジティブなものへと変わっている様子でした。

DAY5:最終プレゼン「私にとって、働くとは何か?」

SHINE最終日には、訪問した学生グループごとに、SHINE参加前後で働くことに関する認識の変化や、各々の働く意義について、プレゼンテーションの発表が行われました。

SHINE参加前には、学生のほとんどが、仕事に対して「失敗ができない、苦しく、責任感が続くもの」と捉えていた様子でした。

しかし、SHINEを通じて働くとは?という問いに対しては
「自分を成長させ、責任はやりがいに出会わせてくれること」「社会や誰かのために熱くなれること」
など、様々なポジティブな面を感じ取り、ある学生は最後の宣言にて「人生で熱くなれることを見つけたい」と意気込んでいました。

現代では、SNS普及と進化によって、仕事・労働に対して「ネガティブ」な情報も多くなっていることも事実です。
そんな時代を生きる学生たちが、自分なりの言葉で、仕事・労働に対して意味を紡ぎ出す姿は、まさにこのプロジェクトの名の通り、SHINE(輝いている)でした!

最後に

今回のプロジェクトは、企業側だけでなく、大学側も複数校で手を取り合うという、当協会でも初めての取り組みとなりました。
1つの大学では実施できない規模の学生、企業を巻き込むプロジェクトになっており、大学のキャリア教育の在り方や可能性が大きく広がる機会になっていたと思います。

当協会では、今後も大学、企業、そして自治体を含む様々な団体が協力し合う活動をさらに増やしていきたいと考えています。

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